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大都市上がり続ける賃貸家賃~北京市では新卒月給超え 〔2010年07月05日掲載〕

   報道によると北京、上海、広州でなどで賃貸住宅の家賃が上がり続けている。6月大学卒業の新社会人が寮を出て自分で部屋を探すこの時期は例年家賃の上昇があるが、近年の家賃上昇の背景はそれだけではない。信息時報が特集している。

北京では4月5月の家賃も前年比で20%上昇している。交通が便利で人気がある地域では前年比50%上昇もある。今年上半期の北京市の賃貸家賃の平均は2792元、昨年の大卒初任給の平均が2492元なのでもはや新卒者が月給全てを費やしても部屋が借りられない状況だ。

北京でなぜこんなに家賃が値上がりしているのだろうか。
記者は試しに北京中関村付近にある「60平米の部屋」をやや高めの「家賃月2700元、年払い」でインターネットの賃貸情報板に出してみた。
するとネットに掲載するやいなや5分間で携帯電話に63件もの着信があった。すべて不動産仲介業者だ。どの業者も皆、部屋の仲介をさせてくれたらもっと家賃を高くして即金で払うという。十数社の不動産業者と会う約束をするとどの業者もすぐに部屋を見に来た。それぞれが名刺の裏に書いた条件は驚くものだった。
  「年三万6千一時払い」「月3500元」
仲介不動産業者の給料は歩合制だ。手頃な物件が出れば即座に飛びつき、値を上げて仲介契約にこぎつける。こうして北京市の賃貸価格は上がり続けるのだ。

広州市では市街地の家賃は前年比20%~40%値上がりしている。第一の原因は中古住宅の販売価格も上昇しており家主がその分を上乗せしていること。
第二に今年になって市中心部の数か所の古い住宅街が都市計画にのっとって大規模再開発されており、相当数の昔からの住人が転居先を求めていることが大きい。再開発で立ち退いた人達のために一度に3000以上の部屋を新たに提供しなければならないからだ。
三つ目はやはり卒業シーズンのために学校の寮を出た新卒者が賃貸アパートを探す時期だからだ。それも近年は大学の新学部や新しい専門学校などが次々と創設され、新卒者が大幅に増えていることも影響している。

    上海市では家賃の上昇はやや落ち着いているが上昇は続いている。また深セン市でも10%から20%の家賃上昇が見られるという。

都市部の若い人はルームシェアしていることが多い。また古いアパートは家賃が安かったが、都市開発できれいなマンションに建て替えると家賃が大幅に上がって以前の住人は住めなくなるという。バブル期の東京と同じ現象だ。
(aoyun)





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