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広州市・気管支炎、呼吸系統疾患急増~建築粉塵が原因 〔2010年03月17日掲載〕

  とにかく空気が悪い広州市内、霧かスモッグにいつも街が霞んでいる。喉がいがらっぽい、鼻がつまって頭が重いなど体調不良を訴える人が急増している。
報道によると、広州市内の主な病院の呼吸器系統科の気管支炎などの患者が例年より3割も増加しているという。

「いつもは春先は子供やお年寄りの呼吸器疾患が特徴だった。しかし今年は年齢にかかわらず喉の不調を訴えてくる人が大勢いる。また特徴的なのはなかなか治りにくいことだ。治りにくい上に治療が長期化し、肺炎にいたってしまうケースも多い」
  広州医院呼吸科主任の医師は話す。原因は気温が一定しない高温多湿の広州の春の霧と、深刻な環境汚染だと言う。

 「建築現場で舞い上がる土埃や建築粉塵が大気中に拡散して、霧に閉じ込められ常に空気中を漂っている。二酸化流素など吸い込むと喉の炎症を引き起こす呼吸器疾患の要因となる汚染物質を市民は常に吸いこんでいる状態だ」

汚染物質を含む霧状の靄のことを灰霾(hui1mai2)という。昨年末まではこの灰霾発生の日が減少傾向にあったが、景気の回復と経済成長の影響で今年は市内各地で大規模な開発事業が進められており、建築現場も急増している。経済発展と灰霾発生と呼吸器疾患の増加グラフがすべて右肩上がりとなっている。

市民の灰霾対策としては、とにかく空気が悪いと感じたらできるだけ外出を控える、マスクをする、戸外での運動はしない、などしかない。
 また喉の調子が悪い時や呼吸器疾患の場合は、できるだけ水分を多くとることも大切だという。
特にこの春はアジア大会期間中の作業停止を前に建設現場では完成を急いでいる。例年以上に大気汚染が深刻なことを実感する。
(aoyun)





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