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北京へ行こう!上海ー北京夜行列車の旅 その2


 列車は階段を登らずたどり着ける1番ホームに停車していた。白い車体の客車が、非常に長く連結されている。日本でもかつてブルートレインが全盛だった頃は長い編成であったが、現在でほとんどみられなくなってしまった。

 その姿が今もってここにはある。しかも同じ時間に同様の列車が立て続けに5本も運行されている。さらに別に北京行きの特別快速が2本、天津行きも1本ずつある。まだまだ衰え知らずというか、夜行列車全盛の中国の鉄道である。
 中国の列車は一部の短距離列車を除いて、ほぼその運行区間の専用列車となっているので従って客車の脇に貼られてある行き先表示板もほぼ固定だ。つまりこの列車は毎晩上海と北京を往復しており他の用途に使われることは原則としてない。
 さてさてホームの端近くまで歩きようやく乗り込むことにした。


 列車の中は非常に明るく清潔である。但し夜行寝台列車の常で通路は狭い、軟座硬座(一等二等の差は別途の幅と高さにあり、残念ながら通路の幅に差は無い。但し床には絨毯が敷かれていた。以前、二等車に乗ったときの記憶が定かでないが、二等車の床にはカーペットは無かった気がする。

 さて自分の席を探すことにした、席というかベッドである。4人一組となった一室の両側に上下にベッドが二つずつ。部屋の入り口には部屋番号まで記載されているが切符には記載が無く、席番号だけを頼りに探さなくてはならない。で自分の席にようやくたどり着いた。
 「よし上段だ!」
 席番号付けの法則さえ知っていれば、チケットから上下を推測することは出来るがチケットに直接の記載は無いので、初心者は乗ってみるまで分からない。もっともチケット購入時に選択が出来るわけではないので、上になるか下になるかは神のみぞ知るところなのである。

(続く)

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(2008年8月記)



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