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北京オリンピック直前リポート25 北京航空航天大学体育館


 オリンピック公園の西側の海淀区には理科系の大学が非常に多くあり、道の名前にも学院路とか学清路、志新路などそれを表すような道の名前が数多く見受けられる。
 この北京航空航天大学もその中のひとつであり、その名の通り、航空宇宙を専門とする大学で、この敷地にあるのが、今オリンピックのウエイトリフティングの会場となっている北京航空航天大学体育館ある。
 中国の大学の構内というのは、通常は特に立ち入り制限もないオープンなキャンパスであるのだが、今回7月27日に取材に行った時点で、オリンピック会場を抱える各大学は、既に厳重な警備が始まっており、 会場の体育館の周囲の鉄柵に囲まれた敷地内は当然のこと、大学の敷地内でさえ学生証などの身分証名称がなければ入れない状態になっていた。

 従って、関係者でも何でもない私は敷地外部から一観光客として撮影等しなければならない。従って大学敷地外から会場が全く見えない大学はお手上げである。実は今回のこの北京航空航天大学もそのひとつであった。
 入り口で学生証の提示を求められ、無いと言うとそれでは入れないという。警備としては安心なのだがそれでは取材としては形にならない。夕方ではあったが、まだまだうだるような暑さの中、周囲をぐるりと回ってみたが会場の体育館が見える場所は見つけられなかった。体育館自体あまり背が高い建物でなく、大学のほかの建物の中に埋もれているように立っているようである。


 仕方ないのでデータだけ紹介させていただく。建築面積21000㎡、常設観客席3400で、今回臨時席が2600増設されるとなっている。外観は立方体と星とピラミッドを組み合わせたような幾何学的なデザインである。この会場は他の大学の会場と違って、オリンピックのために新設されたものではなく、2001年大ユニバーシアード大会のために建設された。
 周囲は学園都市らしく街路樹が整備された大通りに囲まれており、繁華街などは少ないが南側の道路沿いにはそれなりに食堂もあり、ビルの中にあるレストランは比較的清潔で利用しやすい雰囲気であった。
 交通アクセスとして開通したばかりの地下鉄10号線の西土城駅がすぐ近くで、バス路線も多く、交通の便は非常によい。

 ウエイトリフティングは地元中国が非常に強いが、日本からも女子48kg級にウエィトリフテイング一家のサラブレッド三宅宏美選手、同級に大城みさき選手、69kg級に斎藤里香選手が出場する。また男子では56kg級に堰川康信、山田政晴の両選手が出場し、活躍が期待される。
 ウエイトリフティング競技(8月9日~19日)

(2008年8月記)



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