
オリンピック公園テニス競技場(MAP)は、オリンピック公園の北部、北五環路に隣接する場所に位置し、総面積2.6万㎡で観客席付メインコートが3面のほか、観客席なしの試合用コート7面の競技場である。
さらに練習用コートも7面あり、全てのコートのサーフェスはデコターフ社製の多層構造フルクッション人工芝「デコターフII」を採用している。観客席は3つのメインコートを合わせて17000席となっており、元々仮設競技場予定であったが、昨年の7月に常設スタジアムに格上げされ、大会終了後は市民に開放されることになっている。
今回、オリンピックのテニス競技のほかにパラリンピックでも車椅子テニス競技の会場となっている。
この競技場に関しては、事前の視察で国際テニス連盟から洋式トイレが少ないと指摘されるとか、車椅子を意識していない段差があるだとか、国旗掲揚ポールが設置されていないことが直前で発覚するなど何かと話題の多い競技施設であるが、何とか無事に開幕をこぎつけることが出来そうである。
取材に訪れた日は残念ながら霧が濃く、また警備のフェンスがあってメインコートのスタンドが遠く霞んでしまい、綺麗な写真を撮ることが出来ず、残念であったが、あたりは緑多く自然豊かな森林公園でテニスに適した広々とした環境である。ただその分、日除けになるような大きな木や建物もなく、夏場のオリンピックで日程前半の試合は日中になるため、日差し対策は忘れず準備して訪れたい場所である。逆に後半は夕方からの試合になるが、今度は虫に悩まされる可能性もあり、そちらの対策も必要になる。
交通アクセスはホッケーやアーチェリーの競技場同様に地下鉄8号線(奥運線)の「森林公園」駅が最寄りとなるが、やはりオリンピック期間中は、大会関係者以外の8号線の利用ができないため、会場前のオリンピック北バスターミナルを利用することになる。ここから路線バスや奥運専用線1路と2路のバスを利用すれば、オリンピック公園の東西南北4つのバスターミナルに向かうことができる。
テニス競技にはプロ選手の参加が許可されているため、日本からは女子のエース杉山愛選手と、森田 あゆみ選手が出場する。男子は錦織圭選手がただ一人出場する。
テニス競技(8月10日~17日)
(2008年8月記)
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