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HD90・・・ではじまる番号の100元札偽札に注意を
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お札の番号には注意を!
1月8日の中国のメディア各誌は、ATMなども通り抜ける100元偽札が発見されたとして、市民に注意を呼びかけている。中国の銀行サイドでも、HD90・・・ではじまる番号の偽札が確かに市中に出回っているとしている。
中国人民銀行の杭州中心支店では、今回の偽札は2008年上半期から浙江省を中心に出回っていて、公安部門も調査に入っていた。特に、HD90・・・・の偽札は、磁気信号もあり、中国の市場に出回っている偽札発見器に関しても、まともな機器でないと見破ることができないとしている。
浙江省杭州では、2008年12月11日だけで杭州濱江支店で53枚、高新支店で46枚発見されている。ここで発見された偽札の特徴は、すべて2005年版のものですべて100元札。お札の番号はHD902698XXではじまるもので、番号も似通っていた。100元札の印刷は不自然で、よく見れば偽札と分かるようだが、凹凸などもそれなりにしっかりとしている。2009年1月2日には、広東省肇慶市の小売店でも、テレビを買おうとした客の支払ったお金から偽札2100枚が発見された。ここでは、偽札発見器をすり抜けてしまったものの、印刷の様子がおかしいことに気づいた店員が100元札の番号を確認したところ、すべてHD90からはじまることに気づき、派出所に届けた。
これまでの報道では、湖南省・湖北省・広西省・河南省・福建省・山東省・重慶市などで発見されている。この中にはHD90・・・以外にもHB90・・・ではじまる偽札も発見された。これを受けて、銀行では偽札発見器を更新するなどの対策を講じた。
偽札は一般的に作りが雑なものが多く、しっかりとみれば見破られる。今回のHD90ではじまる偽札に関しては、いくつかのバージョンがあることが発見されている。一番見破るのが簡単なのが、100元札全体が偽札として製造されたもの。印刷がぼやけているのもあるようなので、しっかりと確認すれば判別はできるという。厄介なのは、偽札の一部に本物のお札を使ったり、改造したりしているタイプだ。例えば、お札の右側や左上など目立ちにくいところは偽札を使い、それに本物のお札を貼り付けたものが発見されている。ただし、これまでの報道では、中国人民銀行の英語表記をみると、NとMの間に凹凸があり区別できるという。しかし、今回の偽札にはお札の番号の3桁目と7桁目、中国人民銀行の英文字の14桁目と19桁目に磁気がかけられていて、その結果ATMをすり抜けることもあるということだ。
偽札は台湾で製造された可能性もあると言われている。すでに大量の人民元偽札を製造した犯人は台湾当局によって摘発されているが、大陸に大量に流入していることは確かだ。
予防対策としては、日頃から100元札の特徴をよく観察し、有名ブランドの偽札発見器を所持しておく必要があるのは言うまでもない。
参考資料:『青年報』、『広州日報』・『都市快報道』・『東方早報』など各紙
(2009年1月記 山之内 淳)
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