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延安高架路を東に向けて走り、虹井路と程家橋の間を通過するとき、お城のようなホテルがあるのに気付くだろう。黄色で堂々とした概観はディズニーランドを思い出させる。
長方形の広々としたロビーは整然としている。ここはかつて政府関係の施設があった場所であり、敷地は広大。
ここ「ラカーサホテルシャンハイ(宝京精品酒店)」の路線はアバンギャルドでおしゃれ。「ほかのビジネスホテルに比べると、オリジナルなデザインで、細部までこだわり、そして何より暖かいなサービスをご提供していると自負しています」マネージャーの何さんはこのように語る。
2007年7月にアメリカ国籍の台湾人により創業。客室デザインを担当したのは台湾から招かれた専門のデザイナー。部屋によってそれぞれ別の国の雰囲気を味わえるようになっており、意匠を凝らしている。こういった様々なタイプの客室を提供することで、訪れる人に毎回違った体験をしてもらいたいということだ。
この部屋はイギリスのゴージャスなベッドルームをイメージしている。天蓋つきベッドの頭のところがイギリス王冠の形をしており、レースカーテンはおちついたベージュ。壁にはガラスがはめ込まれておりロマンチックな雰囲気。またクラシックな家具が、この部屋の暖かで重厚な雰囲気にマッチしている。
ビビッドな赤が目を引くこの部屋は、四方の壁すべてに古代エジプト壁画と象形文字が描かれており、まさしく「エジプト風」。ベッドや窓辺のカーテンが風にゆらめくのも魅力的だ。ここはエジプトの寝殿のイメージだとか。しかし細かく見ると恋人たちにぴったりな設計がされている。
同様に赤を基調にしているが、こちらは「バラ」がコンセプト。このホテルで一番有名な「恋人たちのバラの部屋」。内装は「ロマンチック」に尽きる。大きな浴槽はハート型、泊まったことのある人が「泳げない人は気を付けて」と冗談を言うくらいだ。こういったはめ込み式モザイク模様の浴槽はどの部屋にもあり、このホテルの特徴となっている。
こちらの部屋の1.8メートル*2メートルもあるキングサイズのベッドは天蓋つきで、水色のカーテンがかかっている。モダンなLEDライトを使用。また壁には西洋の抽象画のような絵画がかけられており、他の部屋とは趣が異なる。
このほか、和風、中国風、アラビア風、スペイン風など各タイプの客室がある。何さんによれば「合計105室あり、あと20~30室増やす予定」とのことだ。上海のラグジュアリーホテルで、これだけの部屋数があればかなりの壮観だ。
ここには宿泊料金とデイユース料金がある。宿泊は400~600元/室、2枚の食事券がついている。デイユースは3時間で200~300元、食事券は1枚。ブロードバンドは無料、エジプト風と恋人たちのバラの部屋にはパソコンも備え付けられている。どの部屋にも44インチの液晶テレビがついており、15チャンネルもの衛星放送を視聴できる
マネージャーの何さんは台湾人で、2003年に上海にやってきた。お姉さんが日本の栃木県宇都宮市に住んでいるそうだ。また娘さんが日本の大学で現代文化を専攻しており、池袋でお勤めもしているとか。
「生きると言うのは常に何かを探すという感覚です。新しいことに出会ったらまず試してみる。理解すれば、この街にはこんなものがある、という発見もあるのです」何さんに自分ならどんなホテルを選ぶかと質問したら、「雰囲気を味わえるところ」だと強調した。何さんは旅行好きで、日本、マレーシア、ハワイなどを旅したことがあり、ついこの間は20日間「ヨーロッパ周遊の旅」に参加したそうだ。
「ラカーサホテルシャンハイ(宝京精品酒店)」は上海西郊公園に面しており、虹橋商業開発区や古北新区に近い。虹橋空港からは車で10分、浦東空港からは1時間程度。虹橋空港からは無料シャトルバスが出ている(24時間前に要予約)。
すべての客室にブロードバンド完備、インターネット無料。またDVDプレイヤーもあり、(DVDは要持参、現在レンタルは行っていない)、もちろんセーフティボックスもついている。お食事券は朝食・昼食・夕食のいずれにも利用可能で、レストランまたはルームサービスの選択もOK。
◎住所:
上海市延安西路3300号
(程家橋路と虹井路の交差点,上海動物園近く) 【 地図】
◎アクセス:
虹橋空港から車で約10分
浦東空港から 車で約60分
上海駅から 車で約30分
上海南駅から 車で約15分
人民広場から 車で約35分
古北商圈から車で約5分
バスをご利用の場合 941路,938路,807路,925路,806路,925路の各路線で「程家橋路」下車徒歩3分
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(2009年5月記 )
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