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この秋は、小粋にクリエイティブショッピング♪ ~「第一回 上海クリエイティブ・バザー」 について~
11月18日(土)、浦東・大拇指広場にある上海証大現代美術館で、「第一回上海クリエイティブ・バザー」が開催される。
上海在住の新人アーティスト、クリエイター、デザイナーたちが、各ブースを設け、自身の作品を展示・販売。上海ぶらぶら歩き好きなら知っている泰康路、復興西路、新楽路などにあるコンセプトショップやカフェも出店する。その数は全30店。参加者は40数名。中国、フランス、ドイツ、オランダ、ロシア、アメリカなど、国籍はさまざまで、日本人の参加もある。
それぞれのブースには、写真集、絵、Tシャツ、家具、器、ワイン、オブジェ、アクセサリー、雑貨など多彩なものが並ぶ。すべて手作り。気に入ったものがあれば、その場で買うこともできる。さらには、それぞれのデザイナーやショップオーナー自らも店頭に立っているので、彼らと直接話すこともできてしまう。
とはいえ、「アート」「クリエイティブ」ともなると、興味はあるけれど、かしこまってしまい、敷居の高いイメージが……という人も少なくないだろう。しかし、このイベントは、そういったイメージを払拭。「アート」を、もっと身近に感じてもらおうということが、目的のひとつである。
直接、目で見て、触って、デザイナーと話をして、その心に触れられれば、「アート」や「クリエイティブ」と自分との距離もグッと縮まる。気概ある彼らの、力強く真っ直ぐなパワーをもらえば、自分自身まで豊かになった気持ちを味わえるはずだ。
そもそも、このイベント開催には、ひとりの女性デザイナーのファッションショーを見たことがきっかけだったと、主催者は話す。
「せっかく才能があったとしても、新人のデザイナーたちは、作品をつくる時間のほかに、宣伝方法や発表の場所探しに費やす時間、お金を捻出することなど、作品づくり以外のことに時間を割かれてしまいがちです。それによって、才能が埋もれてしまうこともあります。また、自分のお店を開くとしても、現実問題、今の上海の不動産はとても高く、厳しい状況にあります。有名なアーティストなら、市政府の誘導のもと、恵まれた環境を整えることができますが、新人ともなると、そうはいきません。そこで、そのような状況にある彼らが、すべての時間を作品づくりに没頭できるよう、自分たちが何かできることはないだろうかと、考えたのです」
そのような背景に加え、彼らのほとんどは、中国、上海出身。海外を見るチャンスが少なく、自分の作品に触れるお客さんとの交流も少ないのだという。したがって、このイベントにおいて、国籍を超えたアーティストやデザイナー同士の交流、お客さんとの交流が出来れば、彼ら自身の視野が広がり、いい作品づくりに繋がっていくはずだとも、主催者は話す。
実際、参加者からは「ものづくりを通して、いろいろな国や立場の人と出会えるのはワクワクする」との期待の声もあがっている。
今回、会場となるのは、浦東・大拇指広場にある上海証大現代美術館だ。ショッピングモール内に立地するということで、「休みの日に、買い物に来て、その延長で気取らず美術館に入れる」というのがいい。これなら、高かったはずの敷居を難なく跳び越えられそうだ。
芸術の秋をしっとり決め込む「アート」もいいが、自分の感覚に似合ったものを発掘する“クリエイティブショッピング”で、上海のアート&クリエイティブシーンに触れる「アート」を、この秋は選択したい。
第一回 上海クリエイティブ・バザー / SHANGHAI CREATIVE BAZAAR
日時:2006年11月18日(土) 10:00~15:00
場所:「上海証大現代美術館」
住所:芳甸路199弄28号 浦東・証大大拇指広場内
電話:021-5033-9801
アクセス:地下鉄2号線「上海科技館」よりタクシーで5分。 (バスの場合は815、983、640)
入館料:無料
URL: http://www.zendaiart.com/
メモ:バザー閉幕後、16:00~ファッションショー、19:30~アフターパーティがある。
■ここに注目!
今回の取材中、なかでも面白かったのが、参加者全員の作品やお店が載っているカタログブッグ。
ショップ・デザイナーによって各ページのデザインが異なるので、ページをめくるのが楽しい。ユニークすぎて苦笑してしまうのもあり。「カワイイッ!」を連発してしまうものもあり。
さらにお店の紹介文にも、ヒネリあり。ある主人公が、その作品を見たことや、そのお店に行ったことや、そのときに感じたことを、ラブレター形式で、フィクションとして表現しているのだ。中国語、英語、フランス語、日本語の4カ国語の翻訳つきというのも嬉しい。
このカタログブックは当日、会場で購入可能。(A6ポケットサイズ・価格未定)
■取材協力
101%SHANGHAI(朱●(=サンズイに吉)さん&孫燒健さん)、EAWE、le putit 小小
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