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2008年12月28日、上海地下鉄9号線の宜山路駅と桂林路駅の区間が開通し、地下鉄駅内で9号線と3号線の乗り換えが実現した。これまでは、シャトルバスによるピストン輸送が行われていたが、利用者の急増で混雑が激しくなり、利用客にとっては不便極まりなかった。
ところで、宜山路駅には地下に4号線、高架線に3号線があるわけだが、今回9号線と乗り換え可能になったのは高架線の3号線と地下の9号線のみで、4号線と9号線の直接乗り換えは実現していない。(ただし、共通交通カード使用では可能)ここからも分かるように、あくまでも暫定的な乗り換えということになる。それでも、まる1年間にわたって運行されたシャトルバスを使わなくてもいいというだけでも、大きな進歩だろう。
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| 9号線宜山路駅のプラットホーム、今回新たに開通した駅だ
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高架駅の3号線宜山路駅 |
「暫定的」というのも、実際に現場で乗り換えしてみるともっとよく分かる。例えば、120メートルにも及ぶ連絡通路もこれまた臨時にこしらえた代物のようで、乗り換えはやはり歩かされる。3号線を建設したときに、十分に今後の発展を意識していなかったのでは?と思われても仕方がないだろう。報道では、乗り換え時間は5分と書かれているが、実際には7~10分は見ておきたい。
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| 3号線と9号線を結ぶ連絡通路 120メートルはある |
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| 9号線宜山路駅のエスカレーターは長い |
さて、3号線の高架駅から、階段を下りていき、120メートルもの連絡通路を歩いて、さらに地下深くおりていく。9号線の宜山路駅は上海でも有数のモグラ駅と聞いていたが、確かに長いエスカレーターが地中深く続いている。このように、3号線と9号線は改札口を出ないで乗り換えが可能だが、4号線と9号線はそうはいかない。まず、普通の片道乗車券を持っている場合は、虹橋路までいって3号線に乗り換え、その後宜山路駅まで戻って9号線に乗り換える。それが面倒な場合は、宜山路駅で一旦改札口を出て、その後乗車券を買い直して9号線に乗るというのもありだろう。
交通共通カードを持っている場合でも、一旦4号線の改札口を出て、3号線の2号入り口の改札口から9号線に入らなくてはならない。逆に9号線から4号線に乗り換える場合も、必ず3号線の2号改札口を通らなければならないことになっている。
実際に9号線を利用してみて、その利用者の多さには驚く。上海市松江エリアと市中心部を結ぶ幹線路線であるだけでなく、沿線は住宅地も多い。また、9号線では将来、徐家匯を経由して浦東新区まで結ばれるが、順調にいけば2009年末にも開通する予定となっている。需要の多い浦東新区から徐家匯方面への輸送をも担うことになる。
●時刻表関連の変更点
今回の開通により、地下鉄9号線の運転間隔が、従来の14分間隔から10分間隔に短縮された。さらに、9号線宜山路駅での始発と終電時刻も発表されたので、明記しておく。
9号線(松江新城方面)
始発:5:55 終電:21:11
3号線(長江南路方面)
始発:5:22 終電:22:09
3号線(上海南駅方面)
始発:6:34 終電:22:54
4号線(外回り)
始発:5:00 終電22:14
4号線(内回り)
始発:5:35 終電:22:14
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(2009年1月記 山之内 淳)
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