蘇州の古典園林 
【読 み】 蘇州の古典園林
【種 別】 文化遺産
【登録年】 1997年
【アクセス】 飛行機:上海の空港が一番近い。空港からはバスがでている。 鉄道:蘇州駅まで 上海駅から約1時間(特急)北京駅から約11時間15分(直通) 南京駅から約2時間15分(特急)杭州東駅から約5時間(普通) バス:蘇州市内のバスターミナルまで上海・南京・杭州などからバスがあり。上海から約1時間半、南京から約3時間半、杭州から約2時間。
【説 明】 江蘇省の南東部、上海市に隣接する蘇州は「東洋のベニス」と称される水郷都市である。町には四方八方に運河が走っており、小舟が行き来している。この美しい町並みは2500年以上もの歴史をほこる古都であり、その始まりは春秋時代に、呉の国闔閭王が都を築いてからである。 その蘇州の見所は明清時代に役人や商人によって築かれた私家庭園。明清時代には200ヶ所以上はあったが現在十数ヶ所のみ残っている。その中の代表的な庭園の留園、滄浪亭、獅子林、拙政園は「四大名園」と呼ばれ、その他、網師園、環秀山荘、芸圃、グウ園、退思園などが世界遺産に登録されている。 留園は清代の庭園様式の代表であり、園内の田園風景や楼閣や石、回廊はとても見ごたえがある。園内の東花園に聳え立つ「冠雲峰」は蘇州庭園の太湖石の中で最大の一枚岩であり、その高さは6.5mある。また、「五峰仙館」と「林泉耆碩之館」には素晴らしい広間があり、「五峰仙館」の大広間はすべて楠木で造られており、「林泉耆碩之館」の広間は門扉やついたてなどが、すべて南北で二つの部屋に分けられている「おしどり広間」があり、北が男性、南が女性の部屋である。庭園の奥には700m余りの長い回廊があり、各楼がこの回廊で結ばれており、雨にぬれたりする事無くいつでの園内の行き来ができる。 滄浪亭は蘇州で最も古い歴史の庭園。五代十国時代に、呉越の国のある皇族がつくった庭園の遺跡を詩人蘇舜欽が買い取り、蘇州に居を構えたのがこの庭園である。彼の友人である文学者の欧陽修が「滄浪亭」という詩を詠んでいる。 獅子林は1342年に造営された元代の庭園であり、園内は太湖石で埋め尽くされており、その形が獅子に似ているので、この名がつけられた。真趣亭は康熙帝と乾隆帝が庭園の景色を鑑賞した所で、また臥雲亭は白い太湖石が空に漂う雲のように見える。 拙政園は蘇州の中でも最大規模の庭園。敷地面積は約5ヘクタール。東園、中園、西園の三つから成っており、敷地の半分以上が池や堀である。建築家たちが巧妙な技術を発揮し、庭園を歩く人にどこを見ても素晴らしい景色「一歩一景」であると思わせた。
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