中国国内の銀行への口座開設は特に難しい手続きも必要なく、窓口にパスポートを持っていけば簡単な書類記入だけですぐにでも口座が開設できる。キャッシュカードもその場で発行してくれる。必要ならばこの時点でネットバンキングサービスなども申し込める。
日本の普通預金に当たるものは活期存款[huo2qi1cun2kuan3]と呼ばれ、特に指定しない限りこちらが適用される。何度でも預け入れや引き出しができるが利息もかなり低い。
また日本の定期預金にあたるものは定期存款[ding4qi1cun2kuan3]と呼ばれ、3ヶ月、6ケ月、1年、2年、3年などの種類があり、100元程度から預けられ利息も活期存款に比べるとかなり良くなっている。但し当然ながら一度預けると原則として解約は出来ない。
なお口座の明細は送られてこないのでこまめに通帳に記帳しよう。
■中国銀行
カスタマーセンター:95566
www.bank-og-china.com
■上海銀行
カスタマーセンター962888
www.bankofshanghai.com
■交通銀行
カスタマーセンター95559
www.9559.sh.sn
■華夏銀行
カスタマーセンター95577
www.hxb.cc
■中国農業銀行
カスタマーセンター95599
■中国建設銀行
カスタマーセンター95533
■中国民生銀行
カスタマーセンター9556
銀行の選択基準としては居住地の近くに支店がある銀行が便利だが、外国人にとって便利なのはやはり中国銀行であり、英語を話せる行員も多いので便利。口座管理料もなく支店も多い。 さらに外国人にとっては人民元と外貨を一つの通帳で管理できる「一本通」(yi1 ben3 tong1)というサービスの利用が便利である。「一本通」の外貨口座は外貨のまま預金できるので、外貨での給与受取口座に使えるだけでなく日本からの外貨送金の受取り口座としても利用でき、預けた外貨は途中でレートが良い時に人民元に替えることも可。なお年間20元の口座維持管理料がかかり、こちらは口座から引落とされる。
【「一本通」口座開設の流れ】
準備するもの:
- 1元以上の人民元または20元相当の外貨
- パスポート。
(1)窓口でパスポートを提示しコピーをとってもらう。引き換えに申込書を受け取り必要事項を記入する。中国国内の住所・電話番号は必須。ネットバンキング・テレホンバンキングはセットになっておりこちらも申し込んでおくと便利。パスポートのコピーと申込書を窓口に提出する。20元を支払うと口座開設となる。カードも即時発行。
(2)必要なら給与が「一本通」の外貨口座へ振り込まれるよう、勤務先で手続きする。または手持ちの外貨を外貨口座に預け入れる。
(3)送金通知を受けたら銀行の窓口に行き、必要な金額分、外貨から人民元に振り替えるよう指示。
(4)指定した金額が外貨から人民元に両替され、外貨口座から人民元口座に移される。
(5)市内各所のATMで人民元が引き出せる。
*ネット上または電話で外貨同士の両替は可能だが、外貨から人民元、或いは人民元から外貨への両替は必ず窓口に行き手続きする必要がある。
○銀聯カード機能付きキャッシュカード
中国の銀行でキャッシュカードを作ると、ほぼ必ず「銀聯」マークの入っているカードとなる。このカードは中国国内のみならず、海外の銀聯マークのついたATMで現金を引き出せるほか、同じく海外の百貨店やスーパーなどの加盟店でデビットカードとして利用可能。詳しくは銀聯カードの章を参照。
○夫婦共有の口座
中国ではたとえ夫婦といえども窓口では本人以外がお金を動かすことはできない。(暗証番号を使うだけの出金は可能の場合がある)働いている夫が窓口に来られなくて妻が代わりに手続き等をする場合、前もって夫婦同席し委任状を作成しておくと便利。日本円で入金されたものを元に換算して引き出す時などもその委任状とパスポートを見せるだけでスムーズに手続きができる。
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